「あれ?また生理だ・・・」
妊活を始めたものの数か月が経ち、緊張するものの、不妊検査を受けてみることにしました。
日本では、妊活を初めて1年経っても妊娠しない場合に、不妊治療を始めることが多いと思います。
しかし私は、妊活開始して4~6か月経った頃に不妊治療の検査を受けました。
結論から申し上げますと、私は「無排卵月経」であることがわかり、軽い不妊治療により息子を妊娠することとなりました。
この記事では、私のマレーシアでの不妊治療を時系列に沿ってご紹介しながら、
病院選びや検査内容、費用なども公開します。
- ステップ1不妊治療センター選び&検査パッケージの選択
- ステップ2検査の予約
- ステップ3検査と医師選び
- ステップ4医師による検査結果のレビューと診察
- ステップ5経過観察
- ステップ6妊娠
この記事では、次のような方におすすめ!
- マレーシアで不妊治療を受けようと考えている方
- マレーシアの不妊治療に興味のある方
私は2021年に不妊治療を受けました。かかった費用もその当時の金額になります。
マレーシアでの不妊治療
ステップ1 不妊治療センター選び&検査パッケージの選択
不妊検査を受けようとなったら、まずは病院選び!
「Malaysia fertility centre」でインターネット検索すると、かなり多くのクリニックや病院があることがわかります。
「fertility centre」 とは、「不妊治療センター」の意味です。
余談ですが、マレーシアはイギリス英語を主としているので、
“センター”のスペルは”centre”になります。
マレーシアの不妊治療センターの一例(Googleの星マークが4.0以上)※2023年12月時点
- Ever Link Fertility Centre (☆5.0)
- Sunway Fertility Centre @ Sunway Medical Centre (☆5.0)
- Sophea Fertility Centre (☆4.9)
- KL Fertility & Gynecology Centre (☆4.8)
- TMC Fertility and Women’s Specialist Centre (☆4.4)
数ある不妊治療センターの中で、私が選んだのは
「Sunway Fertility Centre @ Sunway Medical Centre」です。
この不妊治療センターは、総合病院であるSunway Medical Centre内にあります。
私がこの病院を選んだ理由は、
- 初回の予約が、自分の希望通りの日程で組めたから
- 口コミが良かったから
- 総合病院ならではの安心感があるから
そして、Sunway Fertility Centreでは5つの不妊検査パッケージがあり、わたしが選んだのは
「Fertility Screening」というベーシックパッケージで、男女2人が検査を受けるものです。
<「Fertility Screening」に含まれる検査内容>
- 精子検査
- 血液による、女性のホルモン検査
- エコー検査
- 医師による検査結果のレビューと診察
<費用>
RM550 ≒ 約16,500円(1RM=30円換算)
※2023年現在のお値段
私が受診した2021年では、Fertility Screeningの費用はRM541でした。
近年、物価上昇が著しいので、病院にかかる費用も上がってしまったようですね・・・。
ステップ2 検査の予約
予約は電話かオンラインで出来ます。
電話番号等の詳細は不妊治療センターの公式ウェブサイトをご覧ください。
電話予約の場合は英語で会話することになると思いますが、ある程度の英語力があれば問題ないです。
電話することが難しい場合は、オンラインでの予約が便利だと思います。
オンライン予約フォームはこちらですので、ご覧ください。
ステップ3 検査と医師選び
いよいよ検査!緊張!
検査当日は精子採取と女性の血液採取のみで、約1週間後に医師による検査結果のレビューとエコー検査があります。
検査費用(当時RM541、現在はRM550)も、この日に支払ったと記憶しています。
また、日本と違い、マレーシアでは担当医を患者(自分)が選ぶ、というのが一般的です。
しかし、どの医師がよいのかわからなかったので、この部署のトップであるK先生にしました。
K先生はインド系のベテラン先生で、患者の質問にも真摯に答えてくれる方でした。
ステップ4 医師による検査結果のレビューと診察
検査の結果、私は無排卵月経であることがわかりました。
卵子が小さく上手く育っていない状態で、年に1~2回しか排卵していないのでは、とのこと。
しかし、担当医は「卵子は小さいものの、深刻な問題ではないので大丈夫」と言ってくれました。
また、私は数か月間記録した基礎体温表を持参したのですが・・・
基礎体温を測るのは20年前にやっていたことで、今はエコー検査があるので基礎体温を測る必要はないですよ。それに、基礎体温は信ぴょう性も低いです。
これには私もビックリしつつ、マレーシアの不妊治療は日本より進んでいることが垣間見えました。
不妊治療において、基礎体温を測る必要はない!
そして「Clomiphene(クロミフェン)」という卵子を大きく育てる薬と、葉酸サプリメントを処方されました。
この日にかかった費用は、
RM16 ≒ 416円でした。
(1RM=26円換算、2021年の平均為替レート)
ステップ5 経過観察
約1か月後、クロミフェンの効果を確認するために来院しました。
幸いにも卵子が順調に大きくなっていたので、タイミングをとる日を医師から教えてもらいました。
また、念のためもう2か月分クロミフェンを処方され、もしそれでも妊娠しなければまた来院してくださいとのことでした。
この日にかかった費用は、
RM159.60 ≒ 4,150円でした。
(1RM=26円換算、2021年の平均為替レート)
ステップ6 妊娠、治療にかかった合計金額
運よく1回目のクロミフェン服用後で妊娠!
<不妊治療にかか,った合計金額>
RM716.60 ≒ 18,632円
(1RM=1RM=26円換算、2021年の平均為替レート)
まとめ
この記事では、マレーシアの不妊治療について、時系列に沿ってご紹介しました。
- ステップ1不妊治療センター選び&検査パッケージの選択
- ステップ2検査の予約
- ステップ3検査と医師選び
- ステップ4医師による検査結果のレビューと診察
- ステップ5経過観察
- ステップ6妊娠
私は「Sunway Medical Centre」という総合病院内にある不妊治療センターを利用しました。
この病院で、不妊治療のベテラン+信頼できる医師に出会えて本当に良かったです。
マレーシアの不妊治療に興味のある方や、マレーシアで不妊治療を受けようか考えている方の参考になれば幸いです。